過去に何度も意識されているライン

ライントレード
By: Cicely Miller


こんにちはー。

円高方向に進みつつある一週間でしたね。

今週も主にポン円を見ていました。

2017年4月3日(月)~7日(金) GBPJPY 1時間足

(画像はOANDA JapanのMT4チャート)

まずは月曜日の下落。

前営業日の高値のラインに届かず、上ヒゲのローソク足が何本も出ていました。
オシレーター(ここではMACD)の向きも考慮すると売りエントリーの判断ができそうな場面でした。

火曜日もさらに下落。

一度下げ止まったラインを抜けた後、また戻ってきたところを叩く。
戻り売りってやつですね。
オシレーターも下方向です。

水曜日の上昇も長い目で見れば下降トレンドの中の大きな戻し。

前日安値まで下げられず下ヒゲ。オシレーターも上昇中。
少々戻すかも、と考えられれば買いエントリーできたかもしれません。

大きめに戻したところが、サポートになったりレジスタンスになったりしているラインでした。

ロールリバーサル(サポレジ逆転)のラインですね。
過去に遡ってもこのライン付近で何度も止まっています。

そして下げたところも。

何度も止められているラインです。
反転の、可能性も意識できそうです。

その後、前日の高値に届かず下げましたが。

この日は値動きもあまり大きくなく、
オシレーターも収縮しているので判断は難しいですよね。
ただし、過去に止められているラインではあります。
わかりにくい、わからないとこは無理しないのがいいと思います。

金曜日の下落ですが。

過去に止められているとはいえ難しいかなと思います。
この大きな下落はアメリカのシリア攻撃のニュースですもんね

ただし、一度下がって戻ってきたところを、
過去に意識されているラインで売る判断もできると思います。

価格が上に行けなくなったり、下に行けなくなったりした時は、
そのラインで過去にどんな値動きをしているか確認すると、
エントリー方向の判断材料になります。
目の前のローソク足だけではなく、全体を俯瞰してみましょう。

こうやって過去相場を検証しながら、チャートパターンを認識できるようになると、
リアルタイムでの判断もできるようになってくるのではないかと思います。

自分の考え、自分の言葉で検証して、また一週間がんばっていきましょー。

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