トレンドが出ている場面ではまずロールリバーサルのラインを見つける

ライントレード
By: Alexander Annenkov


こんにちはー。

今週もポン円をメインに見ていましたが、
クロス円の通貨ペアは円高方向に動きましたね。

私は、相場が一方向に動く場面で、
ロールリバーサル(サポレジ転換)のラインを見つけるように気をつけています。

ロールリバーサルとは?

さて、そのロールリバーサルとは・・・
簡単に言うとサポート(支持)とレジスタンス(抵抗)が逆転する現象です。

サポートラインがレジスタンスラインに、
または、逆にレジスタンスラインがサポートラインに変化することを
ロールリバーサル(レジサポ転換)といいます。

今週のチャートでもロールリバーサルのラインがありますので見てみましょう。

2017年4月10日(月)~14日(金) GBPJPY 1時間足

(画像はOANDA JapanのMT4チャート)

全体を見ると、230pipsくらいの値幅なので、ポンド円にしては大きな動きではありません。
ゆるやかな下降トレンドですね。


月曜日はこのラインからの上昇を予測した方もいたのではないでしょうか。
このラインもサポートになったりレジスタンスになったりしていますね。
ロールリバーサルのラインです。
結果的に上昇しきれずに下げてしまいましたが、
しっかり損切りすれば何の問題もありません。

翌日の火曜日はこのサポートラインを下に抜けた後、
今度はレジスタンスのラインに変わります。

ラインまで上昇してきたところで売りエントリーできそうですね。

水、木曜日はわかりやすいですね。

このラインは左側に伸ばしてみると、過去にもサポートになっています。
このラインを目安に売ってみることができたと思います。
長い上ヒゲのローソク足は、損切りに引っかかる人もいたかもしれませんが、
その後も何度か止められているので再エントリー可能でした。

金曜日は、水、木曜日のサポートラインがレジスタンスラインになって下降しています。

これもロールリバーサルですね。
ラインからはみ出している部分は15pipsもないくらいなので、
スプレッドを考慮しても十分に損切り幅の範囲内ではないでしょうか。

損切りの幅と、利益確定の幅を1:2~3くらいになるようにトレードすれば、
一週間、一日1回ずつエントリーして2勝3負でも収益はプラスです。
例えば、損切り25pips、利益確定50pipsとか。(通貨ペアやボラティリティによって値幅は増減した方が良いです)

なかなか勝てていない方は、全部勝とうとせずに、
しっかり損切りをして、まずは勝率4割くらいを目指してみると良いと思います。

それではしっかり検証して、また一週間がんばりましょー。

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