通貨の強弱でトレンドを見つける

インジケーター
By: A Thomas McPunk

こんにちはー。

このブログは「レンジとトレンドの見分け方」で検索されることが多いです。
今回もそのことについて、ちょっと書いてみます。

一般的にFXは上昇または下降のトレンドの出ている時がトレードしやすい、
勝ちやすいと言われていますね。

でも自分がチャートを見ている時に都合よくトレンドが出るなんてことは、
なかなかありません。

トレンドって、「いつ出るんだよ」
「いつまで待てばいいんだよ」なんてイライラして、
ついつい焦れてしまってポジションを持ってしまいがちです。

通貨の強弱でトレンドを判断

そんなある時に気がついたんです。
FXでは、USD、JPY、EUR、GBP、AUDなど各通貨がありますが、
今、一番強い通貨と、弱い通貨の組み合わせならトレンドが出ているんじゃないかって。

その一番強い通貨や弱い通貨を表示してくれるサイトやインジケーターってないのかな?って。

今まで、こんなサイトやインジケーターがないかな?って思った時はほとんどが見つかったんですよね。

私程度が思いつくようなことって、絶対にもっと頭の良い人が先に思いついているはずなんです。

で、やっぱりありました。

マタフ(Mataf.net)という投資情報サイトのカレンシーインデックスで通貨の強弱を見る

まずはマタフ(Mataf.net)という投資情報サイトです。

ここのカレンシーインデックスのチャートを使うと、
主要通貨の強弱が1分足~日足でわかります。
(表示はちょっと遅いです)

Mataf.netのカレンシーインデックスの画像)
これは2017年5月1日をスタートラインにした5月19日までの1時間足の主要通貨の強弱です。
ユーロ(青)が一番強くて、豪ドル(灰)が一番弱いです。

同じ期間のEURAUDチャート(1時間足)を見てみると。

(チャート画像はXM.COMのMT4)

しっかり上昇トレンドといえますね。

逆に同じような動きをしている通貨同士を選ぶとレンジに合わせたトレードができると思います。
カレンシーインデックスのUSD(赤)とポンド(緑)が重なっている部分が多いですね。

同じ期間のGBPUSDチャート(1時間足)です。

上にも下にも伸びきれずな感じですね。

このカレンシーインデックスのチャートは、時間軸やスタートラインを調整できるので、
いろいろいじくってみて感覚をつかむと非常に役立つと思います。
レンジトレードが得意な人は、同じような動きの通貨を選び、
トレンドに乗ったトレードが得意な人は強い通貨と弱い通貨のペアを選ぶといいですね。

このカレンシーインデックスのチャートは、
Mataf.net> Forex> Trading tools というカテゴリーにあるCurrency indexというページにあります。

MT4のインジケーターでも通貨の強弱を表示できるものが数種類ありました。
「通貨 強弱 FX MT4」で検索してみると色々出てくると思います。

各通貨の強弱を意識してトレードすることは、試してみる価値がありますよ。

OANDA JapanのMT4には通貨の強弱を表示できるインジケーターがある!

オアンダジャパンのMT4には、通貨の強弱を表示できるCurrency Powerというインジケーターをインストールできるので便利です。
USD、EUR、JPY、GBP、CHF、AUD、CAD、NZDの主要通貨の強弱が色分けされていて一目でわかります。

OANDA Japan

OANDA Japan MT4

トレンドフォローなら、線が上下に離れていく通貨ペアをトレードすればいいし、レンジトレードなら線が近い通貨ペアのトレードをすると良さそうですね。

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