レンジとトレンドの見分け方に悩むようになったら、勝ち組トレーダーは目の前だ

FXで勝ち続けるためのステップ
By: Stefano Mortellaro

こんにちは。

FXトレードをしていて、長いレンジにハマって損切りが多発って経験はありませんか?

トレンドフォローメインのトレーダーが、「もうそろそろブレイクするだろう」

なんて期待を込めてエントリーするも、途端に逆に動いてしまい、損切りしたらまた元に戻る。

よくあります。

私自身も今でもハマることあります。

それで、レンジとトレンドはどうやって見分けるんだろう?

という、トレーダーにとっての課題が出てきます。

私も、「レンジ」「トレンド」「見分け方」なんてキーワードでネット検索して、

色々と調べてみた経験があります。

その時、どこのサイトだったか忘れちゃったんですが、

「レンジとトレンドの見分け方について考えるようになったら、

勝てるトレーダーになれるのはもうすぐそこだ」

みたいなことが書いてあったんです。

そんな良いことが書いてあったサイトを忘れるなんてなんて恩知らずな私なんでしょう(笑)

しかし、この言葉に、勝てるトレーダーになるためのゴールが近づいてきている気がして、

めっちゃやる気と勇気が出ました。

この記事に興味を持って読んでくれているあなたは、

勝ち組トレーダーの仲間入りの時が、もうすぐそこにあるんだと思います。

※ここでいうレンジは1時間足以下レベルの小幅な値動きを言います

ローソク足、移動平均線、ボリンジャーバンドでレンジを判断

まずは一番わかりやすいメインチャート画面で判断できます。

20150710-01

短いローソク足が並び、ボリンジャーバンドは収縮(スクイーズ)、

移動平均線の傾きは無く、真横に動いている。

この場合、レンジ上限と下限に水平ラインを引いておいて、

そこをブレイクしたらエントリーという手法が考えられます。
20150710-02

ただし、一度ブレイクしてから、

逆方向にまたブレイクということもよくあります。

その時はしっかり損切りして、エントリーし直しましょう。

MACDでレンジを見極める

同じ場面をMACDで見てみます。
20150710-03

MACDライン、シグナルライン、ゼロラインが収縮(スクイーズ)、

ヒストグラムも短いです。

RSIでレンジを判断

私はRSIもよく使います。
20150710-04

RSIの60と40にラインを引いておいて、(緑のライン)

その間に収まっている時はレンジと見ます。

RSIが60を超えている時は上昇トレンド、40を下回っている時は下降トレンドと見ています。

ATRでレンジを判定する

ATRとは、簡単に言うと、

設定期間内のボラティリティ(変動幅)を示すインジケーターです。
20150710-05

この数値は価格の上下を表すものではなく、

動きの大きさを示してくれます。

なので、ATRの数値が低いということは、

価格の動きが少ないということです。

遅行スパンでレンジの見分け方

一時期、スパンモデルの教材とインジケーターでFXを学びましたが、

スパンモデルのインジケーターに表示される遅行スパンでも、

レンジとトレンドを見分けることができます。

chikouspan1

このチャート画像でいうと、

紫色のジグザグのラインです。

chikouspan2

ローソク足よりも少し後ろに出てきます。

黄色で囲んだ下降のローソク足の部分を表すのは、

その後ろにある黄色で囲んだ遅行スパンです。

遅行スパンが表示されている場所のローソク足より下向きなら下降トレンド。

chikouspan3

上向きなら上昇トレンド。

chikouspan4

横向きならレンジと見ることができますね。

スパンモデルはMT4にインストールすることもできますし、

ヒロセ通商外為ジャパンなどのチャートで表示させることができます。

一つのインジケーターに依存しない

以上、どのインジケーターもレンジとトレンドを見分けるための、

非常に便利なツールですが、どれか一つに依存するのではなく、

複数の動きを見て判断するのが良いと思います。

値動きの少ないレンジの時は、レンジトレード、様子見、

またはトレードを休むというのも一つの手です。

ある程度、動きのある、トレンドの出ている相場が勝ちやすいと私は思っています。

このように色々なインジケーターを使って、レンジとトレンドを見分ける練習をしていくうちに、

インジケーターを使わなくても判断ができるようになってくると思います。

結局のところ、FXはとことん練習するのが上達の早道ってことです。

簡単に勝てるインジケーター、設定、数値というものは、一切存在しないということに気づけば、

勝ち組トレーダーは目の前です。

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