こんにちは。
ゆーです。
前回のグランビルの法則に続き、
今回はダウ理論です。
移動平均線に対しての、
グランビルの法則、ダウ理論が理解できていると、
FXで勝つために使用する教材、書籍、
インジケーターの使い方がすごくわかりやすくなります。
本当に、FXで勝ち続けるための最初のステップなんです。
ダウ理論でトレンドとトレンド転換がわかりやすくなる
ダウ理論について全部書いちゃうとかなり長くなってしまうので、
重要なところだけです。
ダウ理論では、
トレンドが発生すると、
明確な転換シグナルが確認できるまで持続するとされます。
FXのチャートを見ると、
ローソク足が移動平均線に沿って、
ジグザグに推移しているのがわかるでしょうか?
FX初心者の方が、
買ったら下がって、売ったら上がるというのは、
(画像は右クリックで別タブで開くと大きくなります)
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- ・上昇トレンド=為替レートが直近安値を下回らず、直近高値を上回って上昇している状態
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- ・下降トレンド=直近安値を下回り直近高値を上回らないまま下降している状態
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- ・トレンド転換=直近高値・安値の更新状況が逆転したとき
下の画像は下降トレンドを例にしています。
(チャートはOANDA JapanのMT4)
このチャートはGBPJPYの4時間足です。
水色の20MA(20期間の移動平均線)に対して、
高値と安値を切り下げながら下降しています。
高値と安値が切り下がっているうちは下降トレンドといえます。
最後に、安値を更新できず、
高値が切り上がって下降トレンドはいったん終了と見ることができますね。
その後、また下がっちゃってますが。
このトレンドの間は、売りポジションを持ち続けたり、
さらに下位足(5分~1時間足など)で細かく売りトレードで利益を狙うこともできるでしょう。
安値を更新出来なかった場面で手仕舞いの判断をすることもできますね。
そして、このダウ理論で、
FX初心者には難しいと言われる損切りのポイントも明確になります。
ダウで判断する損切りポイント
下の画像ではグランビルの法則売りの2でエントリーの場面です。
水色の20MAを価格が一度上にクロスしてからまた下がったところで売りポジションを持った場合です。
売りエントリーの後に、
図の損切りポイントを超えるということは、
下降トレンドから高値を切り上げて、
下降トレンドがここで一度崩れたことを意味します。
トレンドが崩れた場合は、
さっさと損切りをして、
またエントリーポイントを待つということです。
よく、損切りを直近の高値、安値に設定すると言われているのは、こういうことです。
損切りした後に、結局エントリー方向に伸びたということもよくありますが、
どんなにトレードが上手い人でも、
先のことなどはわからないので、
私は、一度損切してから、またエントリーのチャンスを待ちます。
また説明が長くなってしまいましたが、
グランビルの法則同様、
ダウ理論についても、
今後の相場解説で繰り返し説明していきますね。
今日もありがとうございます。