
By: yassmine
ストキャスティクスは「売られ過ぎ」、「買われ過ぎ」を判断するためのオシレーター系インジケーターの一つで、
一定期間の価格のレンジの中で直近の終値が相対的にどのレベルに位置するか見るための指標と言われています。
そんなストキャスティクスの私なりの使い方を書いてみます。
2017年7月17日(月)から21日(金)のポンド円1時間足チャートに、
前週からの高値安値ラインをざっと引きます。
(チャート画像はXM.COMのMT4)
縦の赤ラインから月曜日のスタートです。
この高値安値のサポレジ付近に価格がある時に、ストキャスティクスが「売られ過ぎ」「買われ過ぎ」ゾーンに達していたらエントリーのチャンスです。
ストキャスをピンクで囲んだポイントが売り、水色が買いです。
高値安値を切り下げていて、下降トレンドと判断できるので、
水色のポイントは買いエントリーというよりも、
売りポジションの決済の目安にもなりますね。
このように高値安値のラインを引くのもいいですが、
ボリンジャーバンドを使うと、トレンドとレンジがわかりやすくなるので、
私はボリンジャーバンドの±2σとセンターラインを目安に使っています。
月曜日後半からボリンジャーバンドのセンターライン(20MA)が下向きになっているので、
売り目線でエントリーすることができます。
下降トレンドであればストキャスティクスが買われ過ぎゾーンに達していなくても、
ボリンジャーバンドの+2σ付近で売りエントリーすることもできますね。(赤↓)
どのような手法でエントリーしても、実際にその後の価格がどうなるかはわかりません。
要人発言、事件事故、指標発表など、いろいろな要素で値は動きます。
各自の損切りと利益確定のルールを守ってトレードしましょう。